| 温泉第 891 号 |
| 温 泉 分 析 書 |
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1.温泉分析申請者
住 所 : 和歌山県田辺市中辺路町近露401の12
氏 名 : 木下 久 |
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2.源 泉 名 : 近露温泉
湧 出 地 : 和歌山県田辺市中辺路町近露401の11 |
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3.湧出地における調査及び試験成績
(イ) 調 査 名 : 温泉中分析に係る調査
分析期間の名称 : 和歌山県環境衛生研究センター
所属及び試験者 : 衛生研究部 石山 久志
(ロ) 調査及び試験年月日 : 平成19年6月4日
(ハ) 知覚的試験 : 無色澄明にて、淡褐色浮遊物あり、無臭、微弱塩味を有する。
(ニ) p H 値 : 8.3
(ホ) 泉 温 : 22.8℃ (調査時における気温 27.0℃)
(ヘ) 湧 出 量 : 測定不能 (動力揚湯 5馬力) |
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4.試験室における試験検査
(イ) 分析期間の名称 : 和歌山県環境衛生研究センター
試 験 者 : 衛生研究部 大畑 木の実
(ロ) 分析終了年月日 : 平成19年7月2日
(ハ) 知覚的試験 : 無色澄明にて、淡褐色浮遊物あり、無臭、微弱塩味を有する。
(ニ) 密 度 : 1.0021 (20.0℃/4.0℃)
(ホ) p H 値 : 8.2
(ヘ) 蒸発残留物 : 4.074 g/kg (180℃) |
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5.試料1kg中の成分、分量及び組成 (イ) 陽イオン |
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| 成 分 |
含有量(mg) |
当量(mval) |
比率(mval%) |
| 水素イオン |
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0.1未満 |
− |
− |
| ナトリウムイオン |
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1595. |
69.38 |
99.07 |
| カリウムイオン |
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10.4 |
0.27 |
0.39 |
| マグネシウムイオン |
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2.3 |
0.19 |
0.27 |
| カルシウムイオン |
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3.7 |
0.18 |
0.26 |
| マンガンイオン |
 |
0.1未満 |
− |
− |
| 鉄(U) イオン |
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0.2 |
0.01 |
0.01 |
| アルミニウムイオン |
 |
0.1未満 |
− |
− |
| 陽イオン |
計 |
1612. |
70.03 |
100. |
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| (ロ) 陰イオン |
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| 成 分 |
含有量(mg) |
当量(mval) |
比率(mval%) |
| フッ素イオン |
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3.9 |
0.21 |
0.28 |
| 塩素イオン |
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887.3 |
25.03 |
33.71 |
| 水酸化物イオン |
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0.1未満 |
− |
− |
| 硫化水素イオン |
 |
0.1未満 |
− |
− |
| チオ硫酸イオン |
 |
0.1 |
0.00 |
0.00 |
| 硫酸イオン |
 |
0.8 |
0.02 |
0.03 |
| 炭酸水素イオン |
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2746. |
45.00 |
60.60 |
| 炭酸イオン |
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120.0 |
4.00 |
5.39 |
| メタケイ酸水素イオン |
 |
0.1未満 |
− |
− |
| メタホウ酸イオン |
 |
0.1未満 |
− |
− |
| 陰イオン |
計 |
3758. |
74.26 |
100. |
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| (ハ) 遊離成分 (非解離成分) |
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(ニ) 遊離成分 (溶存ガス成分) |
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| 成 分 |
含有量(mg) |
当量(mmol) |
| メタケイ酸 |
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21.6 |
0.28 |
| メタホウ酸 |
 |
11.5 |
0.26 |
| 非解離成分 |
計 |
33.1 |
0.54 |
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| 成 分 |
含有量(mg) |
当量(mmol) |
| 二酸化炭素 |
 |
25.3 |
0.57 |
| 硫化水素 |
 |
0.1未満 |
− |
| 溶存ガス成分 |
計 |
25.3 |
0.57 |
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| (ホ) 総硫黄 (再掲) |
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(ヘ) その他微量成分 |
| 成 分 |
含有量(mg) |
内5分(mg) |
| 硫化水素イオン |
 |
0.1未満 |
− |
| チオ硫酸イオン |
 |
0.1 |
0.1 |
| 硫化水素 |
 |
0.1未満 |
− |
| 総硫黄 |
S |
|
0.1 |
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| 成 分 |
含有量(mg) |
| 銅イオン |
 |
0.02 |
| 鉛イオン |
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0.05 未満 |
| 総ヒ素 |
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0.001 未満 |
| 総水銀 |
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0.0005 未満 |
| カドミウム |
 |
0.05 未満 |
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| (ト) |
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(チ) |
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| 溶存物質(ガス性のものを除く) |
5.403 g/kg |
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6.泉 質 : 本泉は、ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉である。
(旧泉質名 含食塩−重曹泉)
(液性・浸透圧・泉温による分類 弱アルカリ性低張性冷鉱泉) |
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| 7.禁忌症、適応症等 : 温泉分析書別表に記載する。 |
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平成19年7月3日
和歌山市砂山南3丁目3-45
和歌山県環境衛生研究センター (登録分析期間 登録番号 第1号)
所 長 大橋 友紀 |
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| 温泉第 891 号 別 表 |
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| 温 泉 分 析 書 別 表 |
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| 源 泉 名 : 近露温泉 |
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| 源泉所在地 : 和歌山県田辺市中辺路町近露401の11 |
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| 温泉分析申請書 |
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| 住 所 : 和歌山県田辺市中辺路町近露401の12 |
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| 氏 名 : 木下 久 |
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| 泉 質 名 : ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉 |
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| 旧泉質名 : 含食塩−重曹泉 |
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| 泉質分類 : 弱アルカリ性低張性冷鉱泉 |
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療養泉分類の泉質に基づく禁忌症、適応症を温泉の成分のみによって確定することは困難であるが
おおむね次のとおりである。
(浴用、飲用の禁忌症及び適応症の掲示は、各々の利用許可後に行うこと) |
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浴用の禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、肝不全
出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(とくに初期と末期) |
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浴用の適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻酔、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾
冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性慢性皮膚病、虚弱児童
慢性婦人病 |
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飲用の禁忌症
腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの、甲状腺機能亢進症のときはヨウ素を含有する温
泉を禁忌とする。 |
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飲用の適応症
慢性消火器病、慢性便秘、通風、肝臓病 |
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| 一般的な浴用又は飲用上の注意 |
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温泉は、地中から湧出した直後の新鮮な温泉水を利用するのが最も効用があるといわれているが、そ
れぞれの泉質に適する用い方をしなければ、かえって疾病に不利に働く場合がある。
したがって浴用又は飲用上の注意事項はおおむね次によることとし、特に飲用には新鮮な温泉水を用
いるとともに、源泉及び飲用施設について十分な公衆衛生上の配慮を行うこと。 |
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| 1 一般的な浴用上の注意事項 |
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(1) 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。その後は1日
当たり2回ないし3回までとすること。 |
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| (2) 温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。 |
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(3) 温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴湯反応)が現れること
がある。「湯あたり」の間は入浴回数を減じ又は中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。 |
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| (4) 以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。 |
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ア 入浴時間は、入浴温度によりことなるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって
延長してもよい。 |
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| イ 入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。 |
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ウ 入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない(湯ただれを起こしやすい人は逆に
浴後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。 |
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| エ 入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。 |
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オ 次の疾患については、原則として高温浴 (42℃以上)を禁忌とする。
(ア)高度の動脈硬化症 (イ)高血圧症 (ウ)心臓病 |
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| カ 熱い温泉に急に入るとめまい等を起こしやすいことがあるので十分注意する。 |
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| キ 食事の直前・直後の入浴は避けることが望ましい。 |
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| ク 飲酒しての入浴は特に注意する。 |
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| 2 一般的な飲用上の注意事項 |
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| (1) 飲泉療養に際しては、温泉について専門的知識を有する医師の指導を受けることが望ましい。 |
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(2) 温泉飲用の1回の量は一般に130ml程度とし、その1日の量はおおむね390mlまでとすること。
ただし、乳幼児の飲用は避けること。 |
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(3) 強塩泉、酸性泉、含アルミニウム泉及び含鉄泉はその泉質と濃度によっ減量し、又は希釈して飲
用すること。 |
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| (4) 以上のほか、飲用については次の諸点について注意すること。 |
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| ア 一般には食前30分ないし1時間がよい。 |
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イ 含鉄泉、放射能泉及びヒ素又はヨウ素を含有する温泉は食後飲用する。
含鉄泉飲用の直後には茶、コーヒーなど飲まない。 |
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| ウ 夕食後から就寝前の飲用はなるべく避けることが望ましい。 |
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| (注) この別表は、温泉法第14条による掲示に必要な参考資料となるものである。 |
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